エクオールは、大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されることによって生成される大豆イソフラボンの代謝産物です。
ご存じエクオールは、成熟期や更年期の女性にとても重要と言われています。
しかし最近の研究では、エクオールの不足により、男性の性ホルモンであるテストステロンに影響をすることが知られています。また、エクオールの不足は、前立腺がんや心血管疾患のリスクを増加させる可能性があることや、女性だけでなく男性の骨密度低下や筋力低下の原因となる可能性も指摘されています。
現状、エクオールを得るには、エクオールを直接摂取するか、自分自身の腸内でつくれるようになるかの二つの方法があります。
自分自身の腸内で作ることができる大豆の胚芽部分を麹菌で発酵させたイソフラボンは、開発会社のニチモウバイオティックス株式会社が、京都大学やハーバード大学医学部など国内外の大学・研究機関と共同研究し、効果効能に関するさまざまなエビデンスが報告されています。
麹菌発酵イソフラボンには、主にダイゼイン、グリシテイン、ゲニステインの3種類から構成され、その中でもダイゼインが約70%であり、これらの3種類の成分は、腸内細菌が代謝してエクオールが生成されます。
つまり麹菌発酵イソフラボンを摂取することで、ダイゼイン、ゲニステイン、グリシテインとエクオールの両方の働きを得ることができます。
一方、エクオールを得るために、エクオールサプリメントを直接摂取しても、腸内細菌による代謝に依存しないため、体内に取り込んでもエクオールが生成される保証はありません。また、エクオールは体内に貯めておくことができないそうです。
永遠、エクオールサプリメントに頼るか?
自力で作れる身体をつくるか、あなたならどちらを選びますか?