教えて!ドクター

女性が活躍する社会になり、能力の高い、働く女性が当たり前の世の中になりましたが、ドクターをお話をすると、依然として妊娠や避妊、カラダの仕組みや性に対する知識は疎く、妊娠や出産の状況になり慌てて自分の体調を整えることをスタートさせる人が多いと聞きます。妊娠したいネットでは女性として生まれたからには、若い頃から婦人科医をホームドクターとして持つことをお勧めしています。女性自身がライフプランを持ち、妊娠や出産のタイミングを自ら選択することが大切だと感じています。

そもそも、なぜ大人の女性が性のことや体のことを知らないのでしょうか。

取り分け日本では、性に対するトークはタブーとされてきました。経験や関心は必要以上に持たず、大人になって自然と理解をすすめていけばよいのではないか?と及び腰、家庭ではもちろんのこと、学校で専門家でもない担当教師がおずおずと教科書に沿って伝えようとしても、思春期の子たちに伝わるでしょうか。そのように育った大人になった女性たちが案外、性に対して知識がない人が多いことは想像に難くありません。

生理が始まったその時から、女性は女性特有のカラダの特性と向き合わないとなりません。会生理の不調や痛みをおざなりにしていませんか?あるいは、異性との付き合い方も知識がない故に自分を守れず相手任せにしていませんか?

「産みたいときに産もう、産みたくないならきちんと自らコントロールしよう」というのは、自分のライフプランを自分でつくることです。女性が仕事と家庭を両立させるということは、キャリアプランだけを描ければうまく行くわけではなく、ライフプランも同時に描いていくことが大切なのだと思います。

カラダのことはプロにきけ

教えて!ドクターでは、女性を守る取り組みをしているドクターに、クリニックの治療方針や女性特有の悩みについてインタビューしています。

〇さわだウィメンズクリニック 澤田富夫先生
〇津田沼IVFクリニック院長 吉川守先生
〇こまえクリニック院長 放生勲先生
〇美馬レディースクリニック院長 美馬博史先生
日本家族計画協会理事長・市ヶ谷クリニック院長 北村邦夫先生