生理痛は我慢してはいけない

皆さんは、生理痛の対策は何かしていますか?
生理痛の程度や症状は人によってかなり異なります。知人は、毎月救急車で運ばれるような痛みに襲われていました。
子供を産めば治る、と言われたり、一時的にバファリンを飲んで痛みをやり過ごすような女性も多かったと思います。
日本産科婦人科学会では生理に伴う症状を「月経困難症」と定義しています。
月経困難症には2種類あり、明らかに病変のない「機能性月経困難症」と子宮内膜症や子宮筋腫などの何らかの病変が潜んでいるかもしれない「器質性月経困難症」と呼ばれるものなので何が原因となっているのか見極めることが大切です。

現代女性の生理の回数は450回~500回。昔は50回~100回と言われていましたから、どれだけ増えたか一目瞭然ですね。
それに伴い不調も増え、本人のコンディションだけでなく、少子化や、企業にとっても生産性の低下や労働力の損失に繋がり兼ねないほどに深刻です。
先の、”子供を産めば治る”と言われた所以は、つまりは「生理を止める」ことを意味します。

従って、生理痛のコントロールにピルを服用している女性もいるかと思いますが、実は生理周期のコントロールとして、ジェノゲストという薬があるのをご存じでしょうか?

ジェノゲストとは、黄体ホルモンと同じ作用を持つもともとは子宮内膜症の治療薬です。子宮内膜を薄く保つ働きがあるので、生理の痛みを減らすことができます。
ピルは、そのエストロゲン成分により、40歳以上の女性や喫煙者などには服用に注意が必要で、血栓のリスクがあります。ジェノゲストは、エストロゲン成分はなく黄体ホルモン単体なので、その心配はありません。もし生理痛や現状妊活の必要のない女性は、メリット・デメリットを考えて婦人科のかかりつけ医に相談してみてください。

持田製薬 ジェノゲスト(ディナゲスト錠)






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