新型出生前検査をご存じですか?

高齢出産・高齢妊娠が増えており、出生前診断の需要が高まりつつあります。

新型出生前検査をご存じですか?

2011年に米国で始まり、診断は採血で妊婦の血液にわずかに含まれる胎児のDNAを分析します。精度は99%です。前提としてすべての妊婦が請ける必要はないものの、念のために、や高齢出産だからなど、悩みにつながる検査となっています。しかし確定検査ではありません。(染色体が多いかどうかの可能性を見る検査)

結果は陽性、陰性、偽陽性という場合もまれにあり、悩みを解消するはずが、かえって悩みが増幅するということもあるそうです。先天性疾患はだれもが可能性があります。心配だから検査を受ける、検査を受けても心配は募ります。そこで検査前には検査を良く知るためにプロの遺伝子カウセラーが手助けになります。また出生前コンサルタント小児科医という立ち位置で相談できる医師もいるとのこと。検査して結果だけ伝える医療機関もあり、結果だけわかっても相談できないということのないようにフォロアップ体制のある医療機関を選びたいものです。

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